ライティングの仕事を辞めました|その理由ときっかけ、いま思うこと

パソコンでライティングしている女性雑記

タイトルのとおり、4年ほど続けてきたライティングの仕事を、すべて辞めました

私がやってきたライティングの仕事のこと、そして、ライティングの仕事を辞めた理由ときっかけ、いま思うことについて。

長いあいだ、考え抜いて出した気持ちを忘れたくなかったので、いままでの経験や思ったこと感じたことを、ここに残しておきます。

私がやってきた、ライティングの仕事・案件について

クラウドソーシングで2年、ライティングをしたあと… 3社ほど契約をいただき、専属ライターのような感じで、また2年ライティングを続けてきました。

1. 初心者で始めたクラウドソーシング

2015~16年くらいのことだったと思うのですが、たまたま観たニュースで、在宅ワークやリモートワークが、新しい働き方として紹介されていました。

そのニュースを観たとき、私は在宅ワークやリモートワークに、とても魅力を感じました。

「文章を書くということ」がもともと好きだったので、私も、在宅ワークでライティングができたらいいなと思ったのです。

そして、ニュースの中で紹介されて覚えていた「クラウドワークス」や「ランサーズ」に、実際に会員登録してみることにしました。

クラウドワークスとランサーズに登録

ニュースで観たおかげで、仕組みやサービスの内容は、なんとなくわかっていました。

でも、いざ自分がやってみるとなると、「どんなふうに仕事を探したらいいのか」「どのように仕事を受けたらいいのか」「どう話しを進めたらいいのか」など、わからないことばかり。

「サイトによる違いを知るため」と、「多く登録したほうが目に留まりやすいかな」と考えて、どちらのサイトにも登録してみることにしました。

ライティングに関しては、まったくの初心者で、実績もありません。

とにかく信用度を上げるために、サイト内の自分のプロフィールや、スキル・検定登録、本人確認など、できるだけ多くの項目を埋めました。

個人的には、クラウドワークスのレイアウト画面のほうが、見やすく、操作もしやすかったです。

クラウドワークスで継続案件をすることに

会員登録したあとすぐに、クラウドワークスで、直接スカウトをいただきました。

初心者にもかかわらず、はじめから、報酬は文字単価1円

SEOのキーワード出し、構成作り、文章作成、ときには画像挿入まで、すべて1人でやるスタイルでした。

すべての作業を1人でやるのは大変そうですが、私にはこのスタイルが合っていたみたいで、とっても楽しかったです。

マニュアルやレギュレーションなども、すごくしっかり作られていたので、初心者でもわかりやすく、作業もやりやすかったです。

それからも、他社のマニュアルやレギュレーションをいくつか見てきましたが、このときのものを上回るものはありませんでした。

納期もそんなに厳しくなかったです。

親切で、心優しい担当者さんで、わからないところや、どうすると良いか迷って質問をしても、すぐに丁寧な返答をくださいました。

この、はじめての案件で、ライティングの基本やSEOについて教えていただきました。

いま考えれば、すごく運が良くて、なにもかも恵まれていたと思います。

もしも、あのときお世話になった担当者さんとお話しできる機会があるなら、もう一度、感謝の気持ちをお伝えしたいです。

2. クラウドソーシングを卒業、求人サイトで仕事探し

クラウドソーシングを通さずに、ライティングをしてみたいと思うようになり、求人サイトでライティングの仕事を探しました。

どのテストライティングを受けても、だいたい受かりました。

私は、手紙を書くことや、夏休みの読書感想文を書くのは大好きでしたが、根っからの理数系で国語はまったくできなかったので…

テストライティングに受かることは、ライターとしての自信になりました。

テストライティングに受かった会社の中から、自分の条件に合いそうな案件を、3社ほど継続することにしました。

ですが、この頃から、いろいろと「思うこと」が起きてきました。

仕事をしていたら誰にでもあることだと思い、そんな気持ちを抱いたまま、2年くらい続けていました。

しかし、「思うこと」はひとつも解決することなく、だんだんと膨らんでいくばかり。

このまま続けていても、よい面がなさそうだなと感じて、思い切って、すべてのライティングを辞めることにしました。

フリーランスライターをやっていて、つらかったこと

1. 文字単価が上がらない

どんなに速く、いい記事にしようと一生懸命書いて… そして、がんばってやり続けても、文字単価は、0.1円も上がりませんでした。

案件継続をして1年くらい経ったときに、単価交渉をしたこともありますが、上がりませんでした。

納期を守らなかったことは、いままで一度もありません。

連絡があれば、すぐに対応。報告・連絡・相談も怠ったことはありませんし、コミュニケーションの面でも、とくに問題はなかったと思います。

それでも、文字単価が上がることはありませんでした。

単価が上がらなくても、そのまま案件を継続していけば一定の報酬は確保できるので、それでも良かったのですが…。

少しも単価があがらない状況に、私は、モチベーションが保てませんでした。

2. 納期に追われる

納期を守らないということは、なにがなんでもしたくなかったので、納期に関してはいつもピリピリしていました。

用事があっても、急ぎでないなら、後回し。

これは、私の性分のせいでもありますが、仕事を終わらせてしまわないと、落ち着かない。遊んでいても、心から楽しめなくて… どっちつかずになる。

そんな性分なので、学生のころは夏休みの宿題なんかも、夏休みが終わる2週間前にはある程度、宿題を終わらせている子どもでした。

3. 自分のもの(資産)にはならない

「ライターさんは自分で書きたいことがある人が多い」らしいのですが、私はとくに書きたいと思うことはなく…

きちんと理解して書けることであれば、どんな執筆でも苦になりませんでした。

「分からないことについては自分で調べて書く」ということも、自分が知らないことを知るきっかけができ、雑学が増えるので、私は好きな作業でした。

でも、記事をどんなにたくさん書いても、丁寧に、精いっぱい書いても、自分のもの(資産)にはならないのです。

「自分のものにはならないんだ」と強く感じたのは、新しく仕事を増やしたいと思い、自分のポートフォリオを作ったときでした。

長くライティングをしていると、

「自分の書いた記事が載っているサイトのレイアウトが、がらりと変わってしまっていて、記事を探せない」

「自分の書いた記事が第三者に加筆・リライトされていて、自分が執筆した記事として紹介しにくい」

場合によっては、「サイト自体が閉鎖して、自分の書いた記事がなくなっている」ということもありました。

ほかにも、自分が書いたものを万全の状態で提出したのに、そのあと校正、編集した人の誤字・脱字が多くて、「自分が書いたものとして紹介したくない」と思うこともありました。

このような理由から、それなりに長くライターをやっているのにもかかわらず、納得のいくようなポートフォリオを作ることができませんでした。

さいわい、クラウドワークスでの実績と評価があったので、ポートフォリオがなくてもお話を聞いてくださる会社が多く、テストライティングも受けさせていただくことができました。

4. 担当者と連絡が取れない

スケジュールの確認や、質問したいことがあって連絡をしたのに、まったく返事がないことが多かったです。

なんとか連絡が取れても、的を得ていない回答だったり、書くことは任せると丸投げだったり……

そうすると、だんだん連絡をいれること、質問すること自体が、おっくうになってしまうんです。

返事がもらえなくても納期は迫ってくるので、納期までに書き上げられなければ、自分が悪いということになります。

それでも、なにか問題が起こるといけないので、読んでくれているのかわからない連絡を入れ続けてはいましたが… やりきれない気持ちになりました。

5. 書きたいのに書けない、書くべきことがわからない

「自社サイトのライティングをする場合」と、「会社が、ほかの会社からライティングの依頼を受けて、外部ライターに発注している場合」といったように、仕事の受け方によっても違いがありました。

自社サイトのライティングをする場合は、その会社のサイトを見れば、全体の雰囲気を把握しやすいです。

また方針や執筆内容に関しても、担当者さんから直接、お話しを聞けるのでスムーズに進めやすかったです。

しかし、会社がほかの会社からライティングの依頼を受けて、外部ライターに発注している場合、ライター自身が相手の会社に、直接ヒアリングをするわけではありません。

なのでライティングの依頼をしている会社のかたが、どのような記事を、どのような内容を欲しがっているのか、知るすべがありません。

このような状況のなかで、内容についてきちんと指示がなかったり、構成がいい加減だったり…

ほかにも、「この流れから、この内容はおかしいのではないか。この流れになった意図が知りたい」と感じることもありました。

そんなときは、なにを書くべきなのか、どのようにしたらいいのか確認を入れますが、担当者からの返事がない。

良い記事にするために、どんなふうに書くべきか、なにを書くべきかを知りたいのに、わからない。

わからないままで… でも、書かなくてはいけない。

私は、この悩みが、1番つらかったです!

フリーランスライターをやってきて感じたこと

ライティングをはじめた頃は、

「楽しくライティングできたらいいな」「ライター仲間が作れたらいいな」「編集者さんと知り合いになれたらいいな」「大きな仕事をもらえるくらいになりたい」など、たくさんの淡い夢を描いていました。

でも、叶うことはなく… どの夢も、ものすごく遠かったです。

4年ほどのあいだ、ライターをしてきて残ったものは、

ライターになって1年くらいしたときに勢いでつくったこのブログと、ライティングのノウハウ、インターネットの仕組み、SEOの知識くらいでした。

ライティングを始めた頃にイメージしていたものとは、まったく違いました。

でも、ライティングを始めなければ、自分のブログを作ることはなかったと思うので… 結果的に、ブログを持てたことは自分にとって大きいかなと思います。

ライティングが好きでライターになったので、

仕事としてのライティングを辞めても、ブログでライティングを続けることができ、自由に発信できることは励みになりそうです。

ただ、書きたいことは思い浮かぶのですが、

どのことから書こうかと、順番や構成、レイアウトなどを、いろいろ考えていると、なかなか執筆が進まないですね。

それに、誤字・脱字はないか、名詞・副詞について、文章のねじれはないかなどを、何度も確認していると、すごく時間がかかってしまいます。

このブログには完璧を求めず、少しくらい未完成で納得がいかなくても、記事をアップしていこうかと考えています。

ライティングを辞めようと思ったきっかけ

この4年のあいだ、いろんな経験があり、思うこと感じることもあって、この結論に至りました。

そのきっかけがいくつかあるので、それについて、お話してみようと思います。

愛犬との時間を大切にしたい

この理由がもっとも大きいのですが… うちにはいま、19歳と11歳の、2匹の犬がいます。

私が、私の人生で飼うペットは、いま居る11歳のワンコが最後だと考えています。

なので、どんなに長生きしてくれたとしても、あと7〜8年ほど。

いままでの11年間も精いっぱい面倒をみてきましたし、大切にしてきましたが、一緒に居られる残りの時間を大切にして、もっともっと向き合いたいと思いました。

私の住んでいるところは、田舎です。そうなので、きっとこの先、近所に動物病院は増えないだろうと考えています。

犬の価格もすごく上がったので、ペットの数が減り、獣医師になろうとする人も少なくなるでしょう。

まして、田舎なので、新しく動物病院ができる可能性も低いです。

動物を診てもらうことが、これからは難しくなっていくだろうと考えています。

自分も年齢を重ねていきますし、両親も高齢になります。

近くに、安心して診てもらえる病院がなければ、動物を飼うことの不安が大きすぎて、私は動物を飼う気になれません。

それで、いまが犬と一緒に楽しく過ごせる、最後の時間だと覚悟しています。

韓国語の勉強をしたい

韓国語の勉強をはじめてから、3年以上になります。

韓国語の勉強をはじめたとき、目標を作ろうと思って、「韓国語能力試験(TOPIK)を受けられるくらい」という目標を持ちました。

その目標は、いまでも変わらず持っています。

「もっともっと韓国語がうまくなりたくて、どうしても韓国語の勉強を続けたい」

この気持ちが、いつまで経っても、なくなりません。

勉強を続けて、どのくらいのレベルになりたいかというのは、自分でもわからないのですが…

韓国語がうまくなりたいという気持ちがあるあいだは、ずっと勉強し続けたいです。

韓国語での読み書きは、ある程度できるようになったので、つぎはスムーズに聞き取れる、話せるようになりたいですね。

そのために、オンライン講座を受けることを考えています。

オンラインゲームをしたい

私は、オンラインゲームをしていて、ゲーム歴は14年くらいです。

ここ数年はライターの仕事をがんばりたくて、ゲームをせずに、ライティングを最優先していました。

でもあるとき、しばらくゲームをやらずにライティングばかりしていたら、なんだか違和感を感じてきて… 息がつまっていることに気付きました。

ゲームをプレイすること自体も楽しいのですが、

ゲームのフレンドと雑談したり、ギルドのみんなと、あれこれ話し合って遊んだりするのも自分には必要な時間なんだと、改めて感じました。

ライティングを続けてきたけど、先が見えなかった

私の場合、ライティングを1本して、もらえる報酬は高いほうではないので… 稼ぐためにはとにかく本数を書かないといけません。

やらなければいけないことも、やりたいことも多いのに、一定の金額を稼ぐためには、

「やらなければならないことを後回しにする」「やりたいことを我慢しないといけない」という状態が、どうしても起こってしまいます。

そこまでして、やっているライティングが、「楽しい」とか「やりがいがある」、「自分のためになる」などと感じられるならば、辞めることなく続けていたと思います。

でも、だんだんと、そう感じられなくなってきたので、思い切って辞めることにしました。

お仕事としてライティングを続けてきたことについては、ひとつも後悔はありません。

普通に生活をしていた中では、できない経験をすることができました。

それから、オンラインゲームをやっていたので、パソコンの基本的な操作は以前からできましたが、よりパソコンの使い方に詳しくなり、インターネット全般の知識も増えたように思います。

そして、私にとっては、ライティングを続けてきて良かったと、感じることがありました。

それは、韓国語の勉強に役立ったこと。

SEOライティングやリライトをするときに、「文章を簡潔に書く」「同じようなことを言っているけれど、うまく言い換える」「ポジティブな言い方をする」といった方法を覚えました。

そのテクニックが、韓国語の勉強や、私は韓国人のかたとお手紙をやり取りしているのですが、その手紙を書くときにすごく役立っている気がします。

また、新たなことを始めてみよう

あてもなく遠いものを、つかみに行くより、近くにあるものを育ててみようと考えました。

それでいま、新たなことを準備中です!

スタートラインに立ったばかり。うまく行くかはわからないうえに、また、一から勉強をしなくてはいけません。

でも新たに始めようとしていることは、身近にノウハウを教えてくれる人がいて環境も整っているので、気楽に始められそうです。

新たなことを勉強するのは、ワクワクして好きなので、この機会にチャレンジしてみようと思います。

新たに始めることについて、記事にできることはなさそうですが、またここでお話しできればいいですね。

さいごに

最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます!

この記事を読んでくださっているということは、ライターやライティングをしているかた、ライターとして同じような悩みを持つかた、これからライターを目指そうとしているかたではないかと思います。

文章を書くことが好きで、ライターになって… ライターとしての目標や、夢があるのに、なかなかうまくいかない。

私は、その状態が、本当につらかったです。

私は、うまくやることができずに、あきらめてしまいましたが… ライターをやってみて、得られたものは多かったと感じていますし、よい経験になりました。

なので無理のない範囲で、やれるところまで、試しに精いっぱいチャレンジしてみるのもいいのではないかと思います。

どうか、あなたなりの答えが見つかりますように…。