「コンパクトで使い勝手のよいプリンターはないかな?」と探していたときに見つけたのが、サーマルプリンターの「Phomemo M02、M02S、M02 PRO、M03」と「Memoqueen T02」です。
それぞれの商品の機能と値段を比べたところ、私は「Memoqueen T02」が気に入り、実際に「Memoqueen T02」を購入して使ってみました。
「使いやすい」「持ち運びがしやすい」「ちょこっと使えて、置き場所に困らない」「ファイル印刷やウェブ印刷できる」「可愛いシールやラベルを作りたい」など‥‥
使い勝手のよいミニプリンターをお探しのかたに、サーマルプリンターを紹介します。
Phomemo M02、M02S、M02 PRO、M03とMemoqueen T02の使い方
引用:Amazon | Phomemo M02S スマホ対応 ミニプリンター モバイルプリンター サーマルプリンター
以上で、印刷の準備は完了です。
Phomemo M02、M02S、M02 PRO、M03とMemoqueen T02、どの商品も専用アプリ「Phomemo」を使って、印刷できます。
専用アプリPhomemoは、iOSでもAndroidでも使用可能で、私はiPadでPhomemoアプリを使っています。
Phomemoアプリのダウンロード方法や使い方は、付属の説明書に書いてあります。しかし、とくに説明書も読まずに、ネットで調べることもしませんでしたが、すぐに印刷できました。
Phomemoアプリは感覚的に使用でき、操作が難しいという感じはありませんでした。
Phomemo M02、M02S、M02 PRO、M03の違い
共通の違いは、解像度と、使用できる用紙のサイズが違うこと。
Phomemo M02S、M02 PROには、サイズ別のロール紙ホルダーがついています。
15mm、25mm、53mmのロール紙があり、写真やメモ、ラベル印刷など、用途に合わせてサイズ変更が可能です。
M03は、53mm、80mmのロール紙と、カード印刷ができます。ロール紙は外付け印刷で、カードストックを印刷するときは手差しで印刷します。
解像度と、使用できるロール紙のサイズ(横幅)
・M02
解像度:203dpi
ロール紙のサイズ:53mm
・M02S
解像度:300dpi
ロール紙のサイズ:15mm、25mm、53mm
・M02PRO
解像度:300dpi
ロール紙のサイズ:15mm、25mm、53mm
・M03
解像度:203dpi
ロール紙のサイズ:53mmと80mm、カードストック
・Memoqueen T02
解像度:203dpi
ロール紙のサイズ:53mm
感熱紙に印刷するサーマルプリンターなので、残念ながら、いろいろな色を使ったカラー印刷はできません。
ですが、インクの色を青と黒から選んで文字の色を変えたり、ロール紙の色や柄を変えたりして、さまざまな印刷が楽しめます。
感熱ロール紙の種類は?
「Phomemo M02、M02S、M02PRO、M03」は共通の印刷用紙が使えます。そこで、「Phomemo M02、M02S、M02PRO、M03」の純正ロール紙の種類を紹介しましょう。
機種によって、色やデザイン、柄などに多少の違いはありますが、どの機種も似たような純正ロール紙がでています。
粘着性ありのサーマルロール紙
・用紙のカラー × 文字の色(保存期限)
※保存期限は、アマゾンのPhomemo公式サイトにあったものをまとめました
・白 × ブルー文字 (5年)
・白 × 黒文字 (2年)
・白 × 黒文字 (20年)
・ベージュ × 黒文字 (10年)
・透明 × 黒文字 (長期)
・半透明 × 黒文字 (長期)
・ゴールド透明 × 黒文字 (長期)
・シルバー透明 × 黒文字 (長期)
・ピンク、ライラック、ブルーのボーダー × 黒文字 (20年)
非粘着のサーマルロール紙
・白 × 紺文字 (5年)
・白 × ブルー文字 (5年)
・白 × 黒文字 (10年)
どのロール紙も、幅53mmもの。ロール紙の長さは2.5~5mで、商品によって長さが変わります。ほかにも、幅15mm、25mm、80mmのロール紙、カードストックもあります。
3色セットのロール紙が新しくでていたりしますので、公式サイトをチェックしてみてください。購入する際には、ロール紙の幅と、粘着性ありなしを確認してくださいね。
Memoqueen T02を選んだ理由
- サーマルプリンターを試しに使ってみたかった
- Phomemo M02S、M02 PRO、M03と比べて、お安く購入できる
- テキストの印刷や宛名印刷など、簡単な印刷ができればよかった
- ロール紙の交換のとき、フタが開けやすそうだった
- M02、M02S、M02 PRO、M03の機種で使える、透明のロール紙の保存期限は「長期」になっていたが、T02だけ「20年」と明確な表記があった
(Memoqueen T02は、ボタンをポチっと押すだけでカバーが開けられる)
Memoqueen T02には、お試しで53mm幅、白 × 黒文字の粘着性ロール紙がついています。お試しについているロール紙がなくなったので、専用のロール紙を購入して使ってみました。
お試しに付いているロール紙よりも、専用のロール紙のほうが、分厚くてしっかりしている感じがします。印刷の仕上がりも、専用ロール紙のほうが、よりキメが細かくてキレイな印象です。
1. 専用ロール紙で印刷
2. 付属のお試し用ロール紙で印刷
Memoqueen T02は、53mm幅のロール紙しか使えません。
私の場合は、テキスト印刷、宛名印刷、メモ、TODOリスト作りくらいにしか使用しないので、機能は十分でした。
サーマルプリンターの便利なところ
少し前まで、うちにも大きくて重いプリンターがありました。しかし、プリンターを使うのは、1年に1回あるかないか。
ほとんど使用しないので、置き場所に困る、インクが固まる・劣化する、使うときにはインクを確認して買い直さなければいけないという悩みがありました。
Memoqueen T02、Phomemo M02、M02S、M02 PRO、M03などは、手のひらサイズのミニプリンターで置き場所に困ることがなく、インクは必要ないのでインクについての心配もありません。
サーマルプリンターのメリット
- インクが不要
- 粘着性のロール紙を選べば、ノートに貼れる
- ファイル印刷、ウェブ印刷が可能
- 勉強ではノートをまとめるのに便利
- 写真シールやワンポイントシールが作れる
- メモやTODOリストも作れる
- 手帳を可愛く飾れる
- 一台あれば、ラベル印刷や宛名印刷、カード作りもできる
使用するうえで注意してほしいポイント
お店で買い物をしたときにもらうレシートを思い浮かべてほしいのですが、レシートは時間の経過とともに、だんだんと印刷が薄くなっていきます。
サーマルプリンターもレシートと同じような感熱紙印刷なので、印刷したままの状態で、永久に保存はできません。
ロール紙の種類によって、保存期限が変わります。保存期限は、ロール紙によって2年〜20年までの差があるので、用途に合わせてロール紙の種類を選びましょう。
私は、白 × 黒文字で保存期限10年の、粘着性ロール紙を使っています。つぎは、20年保存可能な、透明の粘着性ロール紙を試してみたいです。(MemoqueenT02の純正の透明ロール紙は、保存期限が20年)
新機種のPhomemo M04ASや、Phomemo M04Sも登場!
Phomemoシリーズには、新しい機種も続々と登場しているようです。
いままでの古い機種と新しい機種の違いは、解像度とロール紙のサイズ。
各商品の性能は、このようになります。
Phomemo M04AS、Phomemo M04Sもすべて、専用アプリ「Phomemo」で印刷が可能です。
ほかのアプリをインストールする必要がないので、いいですよね。
Phomemo M02、M02S、M02 PRO、M03、Memoqueen T02は、商品の重量が100g~300gくらいだったので、それよりは重くなります。また、新機種ということもあり、お値段も高めです。
用途、ロール紙のサイズ・カラー・柄で商品を選ぼう
Memoqueen T02を購入する前は、粘着性のロール紙よりも、非粘着性のロール紙をよく使うだろうと思っていました。しかし、思いのほか、粘着性のロール紙が便利すぎました。
勉強のノートをまとめる、メモやTODOリスト、宛名作り、どれも、シールのほうが使う機会が多く、使い勝手も良かったです。印刷の仕上がりについては、すごく綺麗な仕上がりを求めていないので、十分満足しています。
写真印刷もファイル印刷もラベル印刷も、カード印刷もしたい。そして、解像度が高く、綺麗な印刷を求める人は、Phomemo M02S、M02 PROがいいでしょう。
用紙サイズの大きいものがいい人は、Phomemo M03や、新機種のPhomemo M04ASやPhomemo M04Sをおすすめします。
Phomemo M02とMemoqueen T02の機能は似たような感じなので、本体のデザインや価格、ロール紙の種類、紙の出方、カバーの開け方などで選んでみてはいかがでしょうか。